こんにちは。美聖です
旦那の抗がん剤投与も2回目が終わり
自宅の帰ってきて
次の抗がん剤投与のために
主治医の先生の診察を受けに
病院の外来へ行きました。
そして、やっぱり私も付き添うことに。
一人で行くのがイヤだそうで。
そりゃそうなんです。
こんなことになるまで、病院に行くのが嫌いで
健康診断にすら行かなかった人ですから
そして、夫婦揃って診察室でお話しを聞くと
「2回の抗がん剤でかなり癌の状態が落ち着いてきています。
この調子であと1回、投与したら
問題なく癌の摘出手術ができるでしょう」とお医者様。
すると旦那が
「抗がん剤の副作用が本当に苦しくって・・・。どうにかならないでしょうか?」と
先生に相談する。
横で聞いてて私は軽くビックリしました(変な日本語 笑)
旦那って痛みとか辛さとかに超人的にガマンできる人だったんです。
実は、ガンがわかるまでも旦那は
A1Cっていう血糖値の値が普通の人は6.5以上になったら
お医者さんから糖尿病ですって言われる数値が
旦那は
ぬぁんと12あったの
それで病院にも行かず、普通に生活してガンガン仕事して
一日2~3時間の睡眠しかとっていなくて平気な顔してる人だった。
血圧も上が普通は110とか、まぁ150とかなのに
旦那は230とか250とか
「この人、人間か」って思うくらい
そんな身体で平気な顔してた人なんです。
その旦那が「苦しい・・・」って言う。
それはとんでもなく苦しかったんやろな。と想像できた。
事実、お医者さんも旦那のその言葉を聞いて
「あなたの場合は抗がん剤が身体に合わないみたいですね。
入院中の様子を見ていても、ちょっと副作用の出方がひどかったですし。
わかりました。
次回3回目の抗がん剤は少し薬の内容を変えてみましょう。
ただ、新薬になるので経過を見ながら投与していきましょう。」とおっしゃいました。
あの~~・・・この先生の言葉って、ツッコミどころが多すぎるんだけど・・・
と、その時の私の心の声
その1 身体に合わないみたいって・・・わかってたんやったら、その時止めてあげてくれぃ
その2 副作用の出方がひどかったって・・・これまた、そう思った時になんとか対処したってくれぃ
その3 経過を見ながらの投与って・・・今までしてへんかったんかい
なんじゃそりゃ病院で入院してたら
お医者さんも看護師さんも常に見てくれていると
思っていたから、私は安心して旦那を送りだしていたのに
それと・・・アンタもなんで入院中にお医者さん達にもっと強く言えへんの
・・・って、私の気持ちもカンペキ子供のことで怒ってるお母ちゃんになっとるがな
これ、私の子供の話しじゃないです。旦那の話しです
ウチのもうすぐ3才になる娘のほうが
病気してしんどかったら
「うぇ~~んお母タン、しんどい~~~」って泣きながら強く主張するがな
とか(心の中で)ブリブリ腹立ててた私。
そんなことがあったから、おかげで
3回目の抗がん剤投与は今までよりかなり楽だったそうです。
(吐き気とかが全く無いわけではなかったけど、耐えられるくらいだったらしい)
2週間の入院から我が家に帰ってきた旦那は
すがすがしい顔してた。
これで当分、抗がん剤を打たなくていいからと。
あのね・・・アナタこの後、手術するんだよ?
しかも、胃の半分取っちゃうんだよ??と言いたかったけど
今までも常に基本、行き当たりバッタリな思考の旦那。
忘れとる・・・手術のこと・・・カンペキに・・・
うれしそうにしてる旦那の気分を今から削ぐこともないかと
余計な言葉は全て、ゴックンと飲み込む美聖さんなのでした