こんにちは。美聖(みしょう)です
シングルマザーで一人で子供を育てているのに
年末年始は腰痛で身動きが出来ず
やっと痛みから解放された美聖さん
その後、迎えた新年一発目の
我が家にとっての一大イベント、
娘の保育園最後の学芸会も感動の渦の中
無事終了して
その翌週は旦那の3回忌法要
ホンマ新年早々、
立て続けに行事が入っていた美聖さん一家でした
旦那が亡くなってから丸2年。
いろんなことがあったけど
いざ3回忌を迎えるとなると
矢のように過ぎた気がした2年間でした。
この2年の間、きれいごとを言うわけではなく
本当に周りの人達に助けてもらった2年間だった。
旦那が亡くなるまでの私は
旦那と結婚してからからコッチ、交友関係に関しては
「旦那ありき」だった。
とにかく私しか知らない知り合いがいることを
旦那は許さない人だったから
自然と私の昔からの友達も縁遠くなって
(そりゃ~気軽に久しぶりにお茶飲もう~って思ってるのに
そこに私が旦那と連れ立ってくるんだから相手は引くでしょ)
結婚してからの付き合いがある人としか交遊がなくなっちゃって
私だけのことを思ってくれている人って身内も含めていなかった。
だから、そこに輪をかけて子供を産んだ後なんか
私の自由がさらに狭まるもんだから
一人で会いに行く人もいなくて
「これじゃあ、かごの中の鳥と一緒じゃん・・・」
「私の存在って、旦那の添え物?
私だけを思ってくれる人なんて、
この世の中にはいないんだろうな・・・」って
ダークネス盛り盛りなことばっかり考えてた(笑)
それが旦那の癌がわかって看病したりした時くらいから
私の中で「プチン」って何かがはじける感じがした。
旦那がいなくなる。
私は自力で娘を育てて、生活していかなきゃいけないんだわと
気合い入った時くらいからです。
それからいろんな勉強して集まりにも可能な限り行ったり
いろんな人に会ったりするうちに
ドンドン私の世界が広がっていった。
結局、今思えば
私は窮屈な思いをしていたことを旦那のせいにしながら
私が自分の小っちゃい世界から出ることに
臆病になっていただけだったんだなって思います
でも、怖がって縮こまっていた時期があったから
その後のいろんな人との出会いに
心底「ありがたい」って思えるから
たくさんの人と今でも良い関係を続けられてるんだと思う。
その中でもダントツに強烈な出会いは
やっぱり前妻さん親子と義弟さん夫婦。
旦那経由っちゃ~、旦那経由だけども
旦那が亡くなってからの力になってもらったことや
助けてもらったことは数知れず。
身内。か~~?という実に微妙な関係だけど(笑)
こんなに心強い身内ができたことは
シングルマザーになった私にとって
どれほどの安心感をもたらしてくれただろうと思う。
旦那の3回忌ももちろん参列してくれる気満々でいてくれていた。
これも、旦那が亡くなった後、法要とかする時って
私たちには身内っていないから私と娘だけで
毎回寂しくするのかな~なんて思っていたのに
いつもにぎやかな法要になるのも本当にありがたいと思っていた。
だから、3回忌のお斎(お食事)には
ちょっと奮発した仕出し弁当を用意した
ところがドッコイ
まず数日前に前妻さんから
法要に出られないと連絡があった。
娘ちゃんの部活の試合が
急遽決まってしまったらしいのだけど
弱小チームだそうで
一人でも抜けると人数が足らず
試合ができないらしい(笑)
旦那からしたら愛しい愛しい娘ちゃんが
元気なのが一番の供養だと思ったから
謝り倒してくれてる前妻さん(笑)に
「全然 大丈夫」と平気を装ったものの・・・
お弁当どうしよう・・・もうキャンセルできないわ~~
なんて思いながら迎えた当日。
実弟は来たけど義弟さん夫婦が来ない・・・
すると電話が鳴って
「美聖さん今日ってお寺で法要やんな
待ってても美聖さん来ないな~と思ったら
僕、間違えてお墓のほうに来てしまってるわ~~~」と義弟さん。
お墓とお寺は逆方向なので、今からじゃ絶対
時間が間に合わない。
お墓のお掃除いっぱいしとくからゴメンね~~と言われた。
ああ・・・お弁当・・・4つも・・・どないしよ~~
とか思ってるうちに法要は終了。
すると、お寺で修行されてる方が
お斎のお手伝いをして下さる。
そうだ
お寺で修行されてる方が
いっぱいいらっしゃるから
事情を話して皆さんで
召し上がっていただくことにした
修行をされている方達はここのお寺で
私たち夫婦と一緒に苛酷な修行を共にした仲間です。
そっか
旦那、仲間と一緒にお弁当、食べたかってんな
妙~~に納得したものの
亡くなって2年経っても
死んだ旦那にいいように振り回されている美聖さんなのでした(笑)
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