こんにちは。美聖です
とうとう、旦那の病状も詳細がわかり
今後の治療方針とか予定などをお医者さんと
何度も打ち合わせをすることになりました。
毎日病院に通って。
家から病院までは車で40分の距離。
そして、病院に着いたら毎回予約をしているにもかかわらず
1時間近く待たされる。
いわゆる一日仕事っちゅ~やつですね。
それを私は毎日付き添っていて
病院から帰ってきたら、急いで晩ご飯の用意して
娘を保育園に迎えに行って。
なんてしてたらあっという間に1週間が経って
旦那は1回目の抗がん剤治療をするために入院。
ってことは・・・ですよ。
私からしたら、全く土地勘のないところに引っ越して
2週間弱で旦那が入院しちゃった。
しかも
旦那が入院した翌日が車検の期限
滑りこみセーフで旦那が昔から知っている車屋さんに
一人で行って、車検に出したら
社長のおっちゃん(ご自分でおっちゃんって言われるから・・・笑)が
「旦那さん、ガンになったんか・・・。
奥さんも大変やろ。
よっしゃサクッと今日中に車検終わらすから
2日ほど待って
代車、出したるから安心し~」と頼もしいお言葉をもらって
ホッとして車屋さんに車を預け
代車に乗って帰っていたところ
「やっぱり、帰り道わからないわ
ナビ、ナビ。」と車を路肩に止め
まだ自宅の住所も覚えてないから
住所を書き留めたメモをカバンから出して
ナビを設定しようといたら・・・
設定できない・・・
こ・・・壊れてる
ただの移動する地図になっている
土地勘があれば、○○町とか地図に出てれば
(あ~、だいたいこっちに行ったらいいかな)とかわかるけど
全くさっぱりわからない
私は今どこ~~状態で
気が付けば県境を越えてしまった~~
もう・・・辛い気持ちのときに
まさに泣きっ面にハチとか凹んでる場合じゃなくて
家に帰らなきゃ
・・・とにかく車を止めちゃ~人に聞き
なんとか2時間かけて帰ってこられた。
今、考えてもドキドキするわ・・・あのまま家に帰れなかったら
どうしようって
一人でそんな間抜けにテンパっていたころ
旦那は初めての抗がん剤投与をされたと
メールで報告があり
さも、何事もなかったかのように
「点滴の針がずっと付いてるのってイヤだね。ちょっとの辛抱だから
なんかあったら、いつでもメールしてね。」とか返事してる私。
娘の保育園へのお迎えの時間にも間に合い
我が家で娘とワンコとその日の夜を迎えられて
娘を寝付かせ、ホッと一息ついていた
夜の11時頃、旦那からメールが。
「抗がん剤を打ってしばらくは何ともなかったけど
晩ご飯の時間くらいからドンドン気持ち悪くなってきた。
なんか、身体がしんどいです。」と。
そうか・・・そうだろな・・・
キッツイ薬を24時間、身体に入れるんだもんな。
何の医学的な知識も無い私は
旦那のグチを聞いてあげることしかできなかった。
けど・・・
こんなの序の口だったって、この時の私は
知る由もないのでした。
つづく