こんにちは。美聖です
旦那が2回目の抗がん剤投与のために
2週間近く入院した時のこと。
正直、旦那が家で自宅療養している期間って
私は自分のことは後回しにどうしてもなってしまう。
一緒に暮らしている家族が癌。って経験もないから
どんなことでも旦那のことをつい最優先にしてあげちゃうし
(子供やないし、この頃はまだ元気だったから
私がそんな世話焼かなくてもいいのにね~)
自営業だったから、仕事先も一緒
常に旦那(と子供)に気を配っている毎日で
自分に向き合う時間なんてほぼ無かった。
旦那には申し訳なかったけど
入院してくれてる間は近くにお医者様もいてるし
看護師さんもいてる環境だし
安心して旦那を任せられるので私は少し気持ちが開放された。
だから
そんな時じゃないと自分のメンテナンスもできなかった。
その頃、私はとにかく夜、眠れなかった。
寝る時間にお布団に入るんです。
でも全く眠れない。眠くならない。
わかります
全く睡魔が来ないまま、お布団の中で最初は
目をつぶりながらゴロンゴロンしてるんだけど
そのうち目を閉じてるのも辛くなって
ボ~って目を開けたまま天井見てて、
そしたら、窓から日が差し込んできて
「夜が明けちゃったのだ~・・・」ってわかるときの
空しさと絶望感(笑)
当然、昼間は頭がボ~~っとして、
人と目を合わせて話しているとね、そんな時に睡魔が強烈にきて
意識が遠~~くなるんだ~
人と話しも出来やしない・・・。
まさに「日常生活に支障をきたす」有り様だったし
とにかく感情の起伏がハンパない。
ものすごい小っちゃいことでイライラしたり
ズゴ~ンって落ち込んだり。
こりゃ、やばいな・・・ってさすがの私も腹をくくって
人生初の心療内科の門をくぐりました。
初めにものすごい量の問診票を書かされて
それから小さな個室に通され
カウンセラーと名乗るおばちゃんに優し~い口調で質問されまくり(笑)
やっと、その次にお医者様の待つ診察室に通されて
お医者様にもいろいろ質問され~の答え~のして
しばらく待合室で待たされ
また診察室に呼ばれて先刻された病名は
「自律神経失調症」(軽くウツも含む 笑)
そして、精神安定剤と睡眠薬を処方されました。
実は私、むか~し独身の頃にかなりガッツリと
マクロビオティックを勉強した時期がありまして。
クッキングインストラクターの資格まで取っちゃうくらい
深~~く学んでまして。
その私からしたら、安定剤や睡眠薬を身体に入れるなんて
あってはならんことだったんです。
きちんとした食事をしていれば、精神も安定して
穏やかな人格になるというのが基本方針だからね、マクロビ。
でもね~、人生にはそんなこと言ってられない時期もあるんですよ、奥さん
たぶん、睡眠薬とか常飲している人からしたら
ものすごく少量だったと思います。
ちっっっちゃ~~~い粒の錠剤のさらに半カケだったから。
それでも、それまで薬やら化学物質やら添加物なんかを
人よりかなり少なくしか身体に入れていなかった私には
はじめ人間ギャ~トルズに出てくるマンモスのお肉くらいの
ボリュームだったみたい。
(はい。これ分かった人40代以降ですね)
もうね・・・
薬飲み始めた日の夜は確かに
眠れました。
お布団に入って気が付いたら朝だった。
だけど、翌日から
24時間、頭がボ~~~ってする。
何も考えられない。
娘の保育園って車で片道30分かかるんです。
私、毎日送り迎えしなきゃいけないんです。
運転中も、もちろんボ~~~・・・。
もう、怖くて怖くて。
それでも、なんとか2週間は薬を続けました。
でも、
これはイカン薬やめようと
勝手にお医者さんにもいかなくなり薬をやめてしまったのです。
どうなったか。
急にやめたもんだから、今度は顔がずっとしびれてる。
顔面神経痛になっちゃったんですね~~
もう、ボロボロやんか・・・。
この時、薬の強さに恐怖を覚えました。
やめたら顔がしびれがずっと続いてるって、
どんだけ身体に影響してたんだ~、薬ってって。
それだけきついお薬を勝手にやめちゃ危険ですね
お薬はお医者様の指示通りにキチンと飲みましょうねっていうお話しでした(笑)
つづく