こんにちは。美聖（みしょう）です
胃ガンで旦那を亡くし
百か日法要も終わって「シングルマザー」になったことに
肩に力が入りまくっていた私。
仕事も初めて挑戦したネットショップ運営なのに
けっこう うまくいって益々気合いが入っていました。
そんな時、私が肖像権を侵害していると
ブランド側の弁護士事務所から警告の手紙を受け取り
素直に言われるがまま修正し
ケチが付いちゃったけど、これで解決！
また、ガンガン頑張るわよ
と鼻息荒く奮闘していると
ちょうど１か月後にまた同じ所から内容証明が・・・
ハァ～～～
なんでやねん
と思って中身を確認すると
またまた同じように「肖像権、侵害してます。」と書いてある。
なんじゃ
こりゃ～～
すると今度は電話までかかってきた。
あちらの弁護士から
「あ～、おたくね。勝手に画像を使ってるってブランド側がご立腹ですよ。」とのこと。
私が
「いえ・・・あの。そちらの画像は一切使っていないですし
先月もお手紙いただいたので全てその時に直しましたけど・・・」と言うと
「とにかく、ブランド側から、そのように言われていまして
画像を変えられないんだったら告訴するとのことなので
直してくださいね。ガチャン・・・プープー・・・」みたいな
この時、ハタと思いだした
数か月前にかかってきた、あの謎の失礼な電話
コッチの住所だけ確認して名前も名乗らず切れた電話
あれが内容証明を送るための確認の電話だったんだ
それからというもの・・・
ちょっと皆さん聞いて下さい
毎月１回、必ず同じ内容の手紙が弁護士事務所から届くんですよ
ネットショップの先生にも、もちろん相談しました。
先生は「そんなにしつこいのは今まで聞いたことが無い
」とビックリされてる。
しかも、私は毎回 事を荒立てないようにと向こうから指摘があったところは
全部、差し替えて（盗ってないけど）
「ご指摘の通りに直しました」と手紙も送っていました。
それが、皆さん
月に一回で６カ月続いたんですよ
もう、途中からは「ヤカラ」としか思えない所を指摘してくる
それだけしつこく送りつけてきていた理由もわかったんです。
それは・・・
私。真面目なんです。
そして、この頃の私は必死になって仕事してたんです。
ネットサーフィンするときとか
検索するところに探したい言葉を打つじゃないですか。
検索窓ってところですね
そしたらズラ～～っとその言葉に関係のあるサイトが出たりするじゃないですか。
私はガンバって勉強もして、その頃そのブランド名を
検索窓に入れたら１番上に出るようになっていました。
あれですね。
健全にサイトを運営してないと上に表示されないようになってるんですよ。
逆の立場（ブランド側の立場）だったらメッチャムカつく～～
なんでしょうね。
ブランド本体より個人輸入のネットショップのほうが表示が上って。
だけどね～。頑張った結果だったんですよ！
っていうか、ブランド本体って個人に負けるって
何してんの？ってなもんなんですが
そんなことを言っても、それは金に物言わせられる資本主義国家。
顧問弁護士、雇って裁判したってアチラは痛くもかゆくもない。
一言で言うと
うっとしがられて潰しにかかられたってやつです
そんな状態が続いていた時に
お寺のご住職から
「ちょっと美聖さんに頼みがあるんやけど。」と電話があった。
旦那の葬儀のことでも、すごくお世話になったご住職。
喜んでお話しをうかがうと
私の旦那が亡くなったのと１か月違いでご主人を亡くされた
檀家さんがいるんだけど
ご主人が亡くなったことで落ち込んでしまって
毎日、お仏壇の前で泣いて暮らされている。
外にも出ず、ただただ泣いている。
もう亡くなって半年近く経つのに。
それでご住職が私のことを引き合いに出して
１か月違いで旦那さんを亡くしても
元気で頑張ってる美聖さんみたいな人もいてる。と檀家さんにお話しされたそうです。
私と似た境遇だから、そのご婦人の話し相手になってやってもらえないか。というお話しでした。
そんなことでしたら、お安い御用です
私とおしゃべりすることで少しでも気が晴れていただけるんだったら
喜んで。とお話しをお受けして
ご婦人と会うことになりました。
お会いしたら、７８才ということでご年配の女性でした。
初めてお会いした時から
「美聖さんとお話しをしている時は、なんだか元気になれる。
私も前を向いて明るく生きていきたいなと思える時間ができた。
また、ちょくちょく会ってもらえますか？」と言われたので
私は一人で家で仕事をしているから時間の都合はつきますから
いつでもお声かけてください
と言って快諾させていただき
それから月に２度ほど会っては
ひたすらご婦人の亡くなったご主人がいかに素晴らしい人だったかということと
ご自身が実はすごくお金持ちの家柄なんだという
お話しを近所の喫茶店で檀家さんから私はただただ聞くという時間を過ごしました
そんな、最中に６度目の弁護士からの内容証明が届き
言わなきゃいいのに、私はあまりにもそのことで神経が参っていたので
そのご婦人とお会いした時に
「いや～、私も今 仕事でちょっとしんどいことがあったりするんですよ～」と
世間話くらいの感覚でポロッとご婦人に愚痴っちゃったんですよね～・・・。
これが正に
「超～～イラン一言」になってしまっていたのを知るのは
それから数時間後のことだったのです。
つづく
