末期ガン闘病記

骨折の原因は妻

こんにちは。美聖ですニコニコ

 

 

 

 

新しく紹介してもらった病院に2日後に診察に行く予定だった

 

私たち夫婦。

 

 

 

 

ところが、その日

 

突然、旦那の背中に激痛が走り

 

思いがけず救急車で前倒しで

 

行く予定だった病院に運ばれた旦那。

 

 

 

 

 

その時点では一度もその病院には来院していないから

 

当然、まだ主治医の先生も決まっていない。

 

救急車で運ばれた時に、たまたまその日の

 

救急治療室の当番だった先生が診てくれることになったのですが

 

これまた、たまたま内科の女性のお医者様でした。

 

(たぶん、50代後半から60代の先生でした。)

 

 

 

 

 

娘の世話があるから、救急車で運ばれた後を弟に任せて

 

一旦、私は帰宅。

 

すると、夜遅く弟から検査の結果を知らせる電話がありました電話

 

電話に出ると

 

 

 

 

 

「あ、お姉ちゃん?あのな~背骨、折れてたって~~。」

 

 

 

 

ひぃぃぃ~~~!!びっくり

 

 

 

 

あの時・・・ベットから起こそうとして私が腕を引っ張り上げた時の

 

旦那の断末魔の叫びは骨が折れた瞬間の・・・ガーン

 

 

 

 

 

他人の骨、折ったことあります?

 

あんまりいないと思う笑い泣き

 

しかも自分の旦那の・・・笑い泣き笑い泣き

 

私、旦那の背骨折った妻です笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

 

 

とにかく、翌日

 

朝、娘を保育園に連れて行ってから

 

ダッシュで病院に駆けつけ、旦那の病室に向かい

 

旦那の顔を見たら、とても落ち着いてる。

 

ホッッッ・・・DASH!

 

 

 

 

 

しばらくして、先生が来られて

 

「レントゲンの結果を見せながら

 

奥さんに説明しますのでちょっと

 

診察室に来てもらっていいですか?」と私だけ呼ばれて行った。

 

 

 

 

 

 

すると先生は

 

「癌が骨に転移しています。

 

それで、骨ももろくなって骨折したのでしょう。

 

骨に転移しているということは

 

リンパにも転移しています。

 

今の旦那様の痛みの状態が落ち着いたら

 

一旦退院して、緩和病棟に入られたほうが良いと思いますが

 

旦那様に伝えますか?(本人に癌転移の告知しますか?)」と言われた。

 

 

 

 

 

末期癌に身内やご本人がなられた経験のある方なら

 

ご存知とは思いますが

 

病院の緩和病棟という名の病棟に入るということは

 

一般的に、終末期を迎える患者が入院する病棟という意味で

 

要するに助からない見込みが濃厚な人が入る病棟ですショボーン

 

 

 

 

 

いくら医学的な知識が乏しい私でも

 

リンパにまで癌が転移していたら、治らない確率のほうが

 

圧倒的に高くなるのはわかるショボーン

 

 

 

 

 

 

だけど、前にも書いたけど旦那は私と違って

 

身体のことはとっても詳しい。

 

それに、自分が癌になってから

 

ものすごい量の癌に関わる情報を仕入れてる。

 

 

 

 

 

 

さらに、私の性格からして旦那にウソついたり、ごまかしたりって

 

絶対、旦那にバレるよな~・・・ショボーン

 

 

 

 

 

 

私が今まで、なんにも関わってきてなかったら

 

知らん顔で通せたかもしれないけど

 

旦那が癌になってから、本当に私たち二人だけで

 

励まし合いながら癌と戦ってガンバってきたんだもん。

 

 

 

 

 

ある日突然、私の旦那に対する態度が変わったら

 

旦那も察するだろうし

 

私も顔に出まくると思うし。

 

そんなことを考えたら、本人だけ告知されない状態って

 

すごくイビツだし

 

 

 

 

 

 

やっと、私には弱い自分も見せられるようになったことで

 

気持ちが楽になった旦那なのに

 

お互い本音を隠しながらいるのって

 

また、旦那にしたら辛いことになっちゃうのが

 

容易に想像できた。

 

 

 

 

数分の間にいろんなことを考えて・・・

 

 

 

 

 

 

 

先生に「お願いします。」と言いました。

 

先生はその足で、私と一緒に旦那の病室に行き

 

旦那に

 

「検査の結果だけどね。骨に転移してた。」と先生が旦那に告げてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

黙って聞く旦那。

 

 

 

 

 

 

「あなたは身体のことや病気のことに詳しいのは

 

昨日からいろいろお話ししてて、わかりました。

 

そんなあなただったら、どんな状況か察しが付くよね?

 

私は全力であなたが満足できる生き方ができるように

 

一緒に頑張りますよ。

 

 

 

 

今ね、奥さんとお話しして

 

あなたの痛みが落ち着いたら

 

緩和病棟に入院したほうが良いということになったんだけど

 

あなたの気持ちはどうかな?」とおっしゃってくれました。

 

 

 

 

 

 

緩和病棟に入る。

 

このキーワードで旦那は全てを悟った。

 

私は先生のこの言葉を聞いて涙が止まらなかった。

 

 

 

 

 

 

つい先日まで

 

いろんなところで、しかも人の命を預かる仕事を選んで務めているはずの医療従事者に

 

旦那の気持ちをグチャグチャにするような

 

心無い言葉ばかりを投げられて

 

病院や医者に不信感のカタマリになっていた私たち夫婦。

 

こんな風に患者の気持ちを汲んで

 

寄り添ってくれる言い方をしてくれるお医者様もいるんだ。と思いました。

 

 

 

 

 

旦那にもその先生の誠意が伝わったみたいで

 

「最期までお世話になります。

 

よろしくお願いします。」と

 

とっても穏やかな顔で落ち着いた声で旦那が言う。

 

 

 

 

 

最期なんて言葉、言わんとってよ~~えーん

 

 

 

 

 

助からない確率はメッチャ高いと思うけど

 

可能性はゼロではない筋肉プンプン

 

私はあきらめへんで~~グー

 

心の中で握りこぶしを一人、振り上げる美聖さんなのでした。