こんにちは。美聖(みしょう)です
旦那が亡くなり、葬儀・収骨も滞りなく?(笑)無事終わって
ホッとしていたのもつかの間
ここからが大変だった
まず、在宅看護の時に病院からお借りしていた
器械類を病院に返却をしに行きました。
病院の受付で名前を告げ、返却にうかがいましたと言うと
受付の方が「少々お待ちください」と、たぶん担当部署にお電話されてる。
少しの間、待っていると
「緩和ケア病棟まで届けに行ってもらえますか?」と言われた。
はて?受付に預けちゃいけないの??と思いながら
思い出がいっぱいの緩和ケア病棟。
行ってみたい気持ちもあって「わかりました。」と言って
緩和ケア病棟へ。
毎日、毎日通っていた緩和ケア病棟。
約1週間振りにも関わらず、ものすごく懐かしく感じました。
ナースステーションに寄って
「あの~・・・」とだけ言ったら奥から
「あら~~~奥さん」と聞きなれた声が
担当してくれていたT看護師さんでした。
「ちょっとは落ち着いた?わざわざここまで持ってきてもらってゴメンね~!
実は先生が奥さんが来られたんだったらお顔見たいって言われて」と言われた。
すると、奥の個室からヒョコッと主治医の先生が顔を出して
「あら~~~よ~来てくれたね~~
いろいろ大変やったやろ?
お疲れ様
お元気そうな顔見てホッとしたわ~~」と言ってくれた。
ええ・・・皆様、ご想像通り。
感激屋の美聖さん号泣・・・(笑)
なんて、あったかい人達なんだろうと思った。
ここは病院で、この人達は毎日
私たちと同じように病気と戦っている人達を
助けたり
見送ったりしているから
一人一人と深く関わる余裕がなくて、当たり前だと思うのに
私たちのことを覚えていてくれて
気にかけてくれていた。
その気持ちが本当にうれしくて
たまたまお世話になったのがきっかけだった病院だったけど
ここで旦那の最期を迎えられて
本当に良かったと心底思いました。
私が廊下から見えなくなるまで、ずっと手を振って見送ってくれた
先生と看護師さん。
最後の最後まで、ここの病院には私は良い思いしかないです。
返さなければいけないものをちゃんと返却できて
心ハレバレの美聖さん
さて、あとは諸々の手続き関係だけだわ
と、それがどれだけ大変なことなのか
この時には知る由もない美聖さんなのでした(笑)