こんにちは。美聖(みしょう)です
な・・・なんと!
百か日法要は私と娘の2人だけ参加となってしまった当日。
お寺に行くと、百か日法要を執り行っていただけるのが
私の行者の師匠とのこと
ガ・・・ガビ~~ン
ヤバ過ぎ~~~
師匠、普段は優しいのに修行のことになったら
別人格になって、メチャクチャ怖い。
グダグダのお経読んだら
「ゴル”ァ~~美聖~~~」って怒られるよ~
怖いよ~~と思っていたら、
師匠の娘ちゃんがヒョコっと現れて
「Rちゃんだ~
あっちのお部屋で、おもちゃで遊ぼ~~」と
娘までスッタカッタッタッタ~~といなくなっちゃった
子はカスガイって言うじゃ~ないですか
(あ・・・こういう時に使わないか 笑)
娘の世話焼いてるふりして
ヘナチョコなお経をごまかそうとあざとい考えで
娘をアテにしていたのに(サイテー 笑)
最後のほっそい頼みの綱さえ切れてしまった美聖さん(笑)
本堂には私と師匠の二人っきり。
やばい・・・非常にやばい・・・
すると師匠は「美聖ちゃんと私だけになっても~たな(笑)
じゃあ今日は私がお経を唱えてるから
美聖ちゃんはお焼香したってな」と言ってくれた~~
イエスラッキー
ってなもんです(笑)
私、メッチャ単純。師匠はなんでもお見通しだったのだ(笑)
そして、法要が終わって師匠が私のほうに向き直られて
「美聖ちゃん。
旦那さんが美聖ちゃんに伝えたいことがあるって言うてきてるんやけど。」と言われた。
なんだ~~と思いながら
「お願いします。」と言うと
「美聖ちゃん。もう、僕に謝らなくていいよ
もっと、こうしてあげれば良かったんじゃないかとか後悔しなくていいよ
こんなことになったのは、ぜ~~んぶ僕が悪いんだから。
美聖ちゃんは、な~~んにも悪くないんだから。
今はもう、身体も痛くないし♪
コッチの世界でとっても幸せにやってます
僕は美聖ちゃんがお仏壇の前で泣いてる姿を見てて
今、美聖ちゃんにお願いしたいのは
僕のことで美聖ちゃんは人生を止めないで。
美聖ちゃんは笑って♪
僕はいつでも美聖ちゃんと娘のことを上から見守っているから。
好きな人ができたら、楽しい未来を築いていってほしいと思ってるんだよ」
ここまで言われて師匠が
「だって。美聖ちゃん。
旦那さん、フワフワ頭の上を飛びながらニコニコ見てるのが
目に浮かぶな
あの人らしいな」と優しいお顔で言って下さいました。
この旦那からのメッセージを聞いて
自分でビックリするくらいボッタボタ涙が落ちた。
いやいや・・・好きな人はできていないし
まだ、旦那を亡くして3カ月ちょっとしか経っていないから
もう、結婚はコリゴリ(^^;)って思っていたから
そこは、そんな風に私のこれからを応援してくれてるんだ。って
うれしかっただけなんだけど
ぶっちゃけ、私は旦那が亡くなってから他人には言わなかったけど
ずっと後悔の毎日だった。
私があの時、こうしてあげたら旦那はもっと生きれたんじゃないか?とか
一人になって、考える時間ができると
そんなことばっかり考えてた。
「悪いのは、ぜ~~んぶ僕なんだから」って・・・
やっと言ってくれたわね旦那(笑)
ありがとう。
その言葉を胸に、もうちょっと頑張れそうです。
だけど、この時も「美聖ちゃんは好きなことをして
楽しく生きてほしい」という旦那のメッセージはスルーして
頑張るほうにシフトする美聖さんなのでした(^^;)
しかし・・・
他に参列してる人がいてたら
私がこの場面で大泣きすると他の人は
やるせないだろうし、私もまだ弱い所は見せたくなかったし。
師匠だけは今までの修行の時に
私のポンコツっぷりは散々見られてるから
今さら師匠の前でカッコつける方が恥ずかしいくらい
師匠から二人っきりでゆっくり旦那のメッセージをお聞きできるように
人払いしたのね。旦那
美聖ちゃん、整えたで~ごゆっくり、どうぞ~~~・・・みたいな(笑)
そして、自分のお墓は百か日法要を欠席した方々が
日替わりでお参りしてくれるから、いつもお花がいっぱい(笑)
ある意味、恐るべし!旦那(笑)
そして、ありがとう