こんにちは。美聖(みしょう)です
癌で旦那が亡くなってから、
それまでガンバっていたネットショップを閉めることになり
収入の柱が無くなって急場をしのぐためにやってみた
アマゾンやヤフオク販売で思いがけず生活していけるだけの収入を得た私。
思えば旦那と結婚してから常にお金の悩みが尽きなかった。
とにかく「欲しい」と思うものはお金が無くても
ポンポン買っちゃう人だったのに
「稼ぐ」ということにものすごい拒否反応を示す人だったから。
収入と支出のバランスが・・・
「お金、お金って言うヤツは根性が腐ってる。
そんな、稼ぐとか口にするなんて下品や」って
←ホンマ、こんな顔で言うんです。
・・・ってアンタね~お金無きゃ生活していけないでしょ
カスミ食うて生きていくんかい
と、定期的にケンカしてな~・・・そう言えば(笑)
ホ~~~ホッホッホッホって
高笑いするほどじゃなくても
やっぱりある程度の金銭的な余裕が無いと
何かとささくれだってくるんですよね
浪費する旦那もいなくなって家には私と
まだ本人にとって贅沢と思うことがアンパンマンの風船を
買ってもらうことぐらいの4才の娘の二人っきりになったから
無駄遣いすることもなくなり(笑)
旦那がいなくなって
不安だったり寂しかったりはしたけど
ずいぶん心は落ち着いてきた時に
旦那の新盆を迎えました
旦那が亡くなってちょうど半年経ったくらいです。
この時もお寺の本堂で新盆供養をしていただきました。
そして、新盆は百か日法要の時とは打って変わって
私たち親子、義弟さん、前妻さん親子、
実弟ア~ンドなんと実母と
列席者がそろいました。
旦那と険悪な関係になり、それが原因で同居していたのに
私たち親子3人で実家を飛び出した、原因作ったあの実母
それからは私と電話で話しをすることはあっても
旦那のお見舞いには1度も訪れず
旦那が亡くなってもお通夜もお葬式にも
さらさら来る気がなかった実母
我が母ながら、あきれておりましたが
なんと、新盆供養は行きたいと本人から言ってきたので
弟が実家から連れてきてくれました。
実は私は、旦那と一緒に実家で母と同居するまでは
母のことは大好きだったんですけど
弟は思春期の頃から母のことをすごく嫌っていました。
なんでかはわからなかったけど。(後に理由がわかったんですけどね)
だから、母と連れ立ってお寺に現れた弟の仏頂面ったらなかった(笑)
そんな(どんなやねん 笑)オールメンバーで迎えた新盆供養。
今度は弟もいてるからお経もバッチリ
滞りなく新盆供養が終わった後に
師匠がお話しをして下さって
「旦那さんは、極楽なんかな~・・・なんかすごく居心地のいい空気のところで
一番、元気だった頃の見た目で
すんごいニッコニコしながらフワフワ飛んではるわ~
僕は元気でやってるよ~~って感じで笑ってる」と言われた。
それを聞いて、その場にいてた人みんなが笑顔になった
それから「精進落としにどうぞ」とお寺が
そうめんを用意してくれていたので
ありがたくいただいていると師匠がヒョコッと顔を出されて
「美聖ちゃん、なんか旦那さんがな~
美聖ちゃんに見守ってるから大丈夫だよ~って言うのと
お金のことで苦労かけてゴメンねって笑ってるんやけど。」
・・・って、笑いごっちゃなかったのよ ア~タと
私がブツブツ言ってると
師匠に「なんや、お金のことって」って言われたから
サラ金に手を出していたことを暴露したった(笑)
「旦那が亡くなる直前にローン会社のカードを数枚渡されて・・・」って説明すると
師匠、爆笑
「あの人らしいな~
まぁ、あの世に行ってからも謝ってるっちゅ~ことは
相当、申し訳ないと思ってはるんやろ
許したるから、これからちゃんと見守ってやってお仏壇に向かって言っとき~~(笑)」
と、本気か冗談で言われてるのかわからんことを私に言い残して
師匠は次の檀家さんのお参りに行っちゃいました
うん。
メッチャ都合のいい考えやけど
神頼み代わりに旦那をあてにしてやろう(笑)
そうしよう 笑笑
と思う美聖さんなのでした