こんにちは。美聖(みしょう)です
肝臓の病気を長年患っていた父が
危篤状態になったという知らせを受けた美聖さん。
詳しくはこちら→成金ってサイテー!
病院に着くとなぜか、
母は病室前の廊下にある
長椅子に腰掛けて趣味の手芸をしている
(えっ・・・あんまり緊迫した状況ではないのか)
と思いながら、病室に入ると
父は酸素マスクを付け
心拍モニターっていうですかねこういう機械↓
心拍数とかでナミナミのグラフが出るヤツを付けて
ベットで寝ているけど、もう意識はなかった。
メッチャ危篤状態やがな
お母さん、何してんだ
だけど、一番ビックリしたのは
本来は母がいるべき
父の顔の真横の丸椅子に腰かけて
父のことを心配そうに見ているポジションには
母のご近所で一番仲の良い
全く赤の他人の
近所のおばさんだった
いったい何がどうなって、
こういうシチュエーションになるわけ
訳がわからず、おばさんの横に行くと
おばさんが
「お母さんね、怖くって
お父さんの近くにいれないんだって
お医者さんには容態が急変することもあるから
誰か横に付いていてくださいって言われたから
おばちゃんが番しといた」と言われた。
お母さん・・・
【臭いものには蓋】もしくは
【苦手なことはダッシュで逃げる】精神に
ブレがないわ~~
母の行動にあっけにとられながら
とにかくおばさんと一緒に父のそばで
父のことを見守っていた。
すると父が
「○○(母の名前)が心配だ・・・」とうわ言のように
何度も言っていた。
いやいや・・・お父さん
そのお母さんは
アナタのそんな姿を見るのが怖くて
傍に来れないそうだよ・・・
・・・っていうかさ・・・
思えば父の体調が悪くなってから十数年。
普段は「あんな父のことなんか知らん」と
距離を置きまくっていた私だけど
何か手続きをしなきゃいけない時とか
大事な局面になると母と弟は
ボ~~っとしながら何もせず
「美聖~、お願~~い」とややこしいことは
全部、私に振られ私が一人で対処してきた。
その私のことは父から一言も発せられず
とか思っていると
父の心拍数が下がり
機械のナミナミが小さくなり
【ピーーっ】という音と共に
真っ直ぐな一本線になった
えっ・・・お父さん・・・死んじゃったの
と思った次の瞬間
【ピッピッピ・・・】とナミナミが復活した
ガクッ
な・・・なんやねん・・・よみがえった・・・
私が目ぇ点にしてる間に
おばさんが先生と看護師さんを呼んでくれて
先生に延命装置を付けますか?と聞かれたけど
とっても苦しそうにしてる父の姿を見てて
そんなことでこんな苦しい時間を
数日伸ばしたことで父は喜ぶだろうか?と思ってしまい
「いえ。このまま自然に任せます。」と伝えた。
それと同時くらいに
やっと弟も到着した。
すると、父の心拍モニターは
【ピーーーーー】っと鳴って今度は
復活することがなかった。
横で泣き崩れる弟。
その弟の肩に手をやって
慰めるつもりでポンポンってすると
弟は「ほっといてくれ泣かせてくれ」と言って
私の手を振り払った・・・
あのね~~
アンタ今までお父さんのこと嫌って
一切、何にもしなかっただろうが
弟は私よりも父のことを嫌っていて
父が入院したときも弟に報告すると
「僕は忙しいから連絡してくるんやったら
お父さんが死んだ時にしてくれる
間でチョコチョコ電話くれても迷惑やから。」と
のたまわったヤツです
私からしたら
「なにをもっともらしく泣いとんねん」って話しです。
これから、ずいぶん先に
私の旦那が亡くなった時は
本当に私のことを支えてくれた弟。
詳しくはこちら→がん闘病2年の末 旦那が亡くなった日
その弟は実の父親が亡くなった18年前は
こんなヤツだったのです。
人間、ホンマに変わるきっかけがあれば
変われるんだなと思います。
そして、私は
ノンキにワンワン泣きじゃくっている弟と違い
この時、思っていたことは
葬儀屋さんの手配しなきゃ
どこに言ったらいいんだ
とその後の段取りのことしか考えていなかった。
とにかく、手配しなくっちゃと
病室を飛び出すとそこには
背広姿の大勢のおっちゃん達が・・・。
みんな神妙な面持ちでバタバタしながらも
無言の空気が漂っている。
だ・・・誰・・・
やばい系がらみの人達・・・
ホンマにそんな雰囲気で
ビビりまくる美聖さんなのでした
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8月30日(水)13時
お茶会は二時間程度です。
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