こんにちは。美聖です
癌が骨に転移したことで
背骨を骨折してしまい入院していた旦那が
やっと退院できる日がきました。
私は医療業界の内情とか全くわからない人間だけど
今は可能であれば2週間という区切りで一旦
退院をさせることになっているらしい。
なんでかは よく、わかんないけど。
旦那はなんとか歩けるようにもなり
骨折の痛みも
痛み止めでなんとか逃げれてるような状態だったけど
これくらいだったら、自宅に帰っても大丈夫だろうということでの
退院だった。
だから、元気炸裂~~ってほど回復はしていないわけで。
帰りの車はもちろん、私が運転して家まで
帰ったんだけど
普通のファミリーカーの我が愛車。
「クラ○ン」とかの高級車と違って
振動が・・・(^^;)
少しでも揺れが旦那の背骨に響かないようにと
いつもとちょっと違う道を選んだ私。
ところが、その道のほうがデコボコで揺れがひどかった
ガタガタ・・・ガタガタ・・・
後ろの座席から旦那の
「イデデデ・・・」という声・・・
「ゴメンねこっちの道のほうが揺れないかと思ったんだけど・・・」って言うと
「ホンマ、美聖ちゃんと一緒にいてたら
おもしろくて退屈せぇへんわ(笑)
なんで、わざわざボコボコの道を選ぶねん」と
痛みで涙目になりながら笑う旦那。
いや、ホントに申し訳なかったんだけど
でも、「あ~。なんか、やっぱり旦那が家にいると平和だな~。」と
ホノボノしていた私。
なんとか家まで旦那の容態が悪くなることもなく
到着して玄関のドアを開けると
たぶん、それまでボヘ~~~っと部屋の真ん中で
寝呆けてた感満載の愛犬が旦那の姿を見て
←ホンマにこんな感じでビックリ(笑)
我が家の愛犬は
私が12年前に捨てられていた子犬を知り合いから譲り受け
旦那と結婚するもっともっと前から(独身の頃から)
私一人で3カ月の子犬の頃から育て続けてきたワンコなのですが
噛み癖が譲り受けた時からあって
私にしか懐かないし、旦那とお付き合いを始めた頃は
旦那が噛まれたら大変と思って
なかなか旦那を家に呼べなかったんです。
結婚することが決まって、さすがに
ワンコに会わせないわけにもいかず
初めて旦那を自宅に呼んでワンコと会わせた時。
旦那は噛んだらゴメンと言う私に
「いや。大丈夫やろ、たぶん。」と全く平気そうな顔で言う。
イヤイヤイヤイヤ・・・アンタうちのワンコを知らんからそんなこと言うねんて
噛んだらどうしよう・・・そうドキドキしながら
旦那を当時、私が一人(と一匹)で住んでいた家の中に入れると
そこにはワンコが・・・
そして、その時も
←こんな感じで旦那を見て
なんと
うれしすぎて、うれションしちゃったんです~
そして、なぜか旦那が
「待たせたな~お待たせ」ってワンコに言う。
(なんで?なんで「待たせたな」なの??後で旦那に聞いても
自分が言った記憶がないと言っていた)
その言葉を聞いたワンコは
尻尾ブンブン 旦那の周りをクルクル回る。
それ以降、ウチのワンコは
12年間、大事に大事に一人で育ててきた私よりも
旦那LOVEずぇったい服従となったのでした
その旦那がずっと家にいない。
犬だから、入院してるとかわからなくて
ある日突然、最近ウチに旦那がいない。って
たぶん、思ってたのに
愛する旦那が帰ってきた~~~
ワンコの喜ぶ姿を見て
涙が出た。
やっぱり、みんながいいね。
早く前みたいにずっと一緒にいられるようになろうね。
旦那とワンコがじゃれあう姿を見て
こんなに近くに自分には幸せがあったのに
今まで気が付いてなかったな~
ずっと、幸せだったんだな~~私。と
今までの無いものねだりの自分を反省した美聖さんなのでした。