こんにちは。美聖です
2年間のガン闘病の末、
とうとう旦那は息を引き取ってしまいました。
亡くなったのは、緩和ケア病棟の病室。
自宅で最期を看取ってあげたかったけれど
私の場合は病院で良かったと今では思っています。
なぜかというと
旦那が亡くなって、しばらく経つと
病室に看護師さんが2名来てくれて
旦那の身体をキレイに拭いてくれて
頭までも、洗い流さなくて良いシャンプーで洗ってくれた。
この時、「奥さんも旦那さんをねぎらいながら少し拭いてあげて」と
タオルを渡してくれたので旦那の腕や足をちょっとだけだけど拭かせてもらった。
拭きながら点滴や注射などのたくさんの針のアトや
紫色になってしまっていた皮膚を触って
「しんどかったね・・・こんなになるまでよくガンバッタよね。
病院や診察が前は大嫌いな人だったから
つらいのをいっぱいガマンしたんだね」って泣けてきた。
もう、いいよね。生きようって頑張ってくれたもんね。と
心底「お疲れ様」という言葉をささげたいと思った。
それが終わると葬儀屋さんに電話をした。
30分で来てくれた。
そして、遺体を乗せる車輪付きのベットで駐車場まで運んでくれて
お通夜が火葬場などの都合や諸々の事情を調べてくれていたんだけど
4日後になるということで少し日にちが先になってしまうからと
葬儀屋さんの霊安室でお通夜の日まで
遺体の状態が悪くならないようにしといてくれることになった。
そのまま霊柩車くらいの大きさのある車に遺体を乗せて
霊安室まで行ってくれた。
私と娘と弟は、私の自宅に葬儀屋さんの責任者の方と一緒に帰り
お通夜や葬儀のことなどの打ち合わせをして
全て終わったのが、夜中の3時。
家にはご老体(12歳)のワンコがいるし
娘はまだ4才。
もし、自宅で看取った場合、もっともっとバッタバタしたと思う。
だから、旦那も気に入ってくれてた病院で
ちゃ~んと丁寧に見送ってくれたからよかったと思ってます
この時の打ち合わせ中も弟は
今まで張りつめていたものが全部切れて
ボ~~~~・・・っとしてる私に代わって、責任者さんと
いろいろやり取りをしてくれてた。
ホンマにね~ホンマに、そんなことできる子じゃなかったのよ
私たちの実父が亡くなった12年前なんて
弟はお通夜とお葬式に参列者として来ただけだったんだから
お姉ちゃんとしてはビックリしたし、うれしかった。
葬儀屋さんもよほどお寺のご住職が言ってくれていたのか
本当にすべて段取りを完璧に(お値段はお安く 笑)してくれたので、
あとは4日後のお通夜まではバタバタすることは
なくなり、私は腑抜けのような数日を過ごすことができた。
ここで一旦、お話しは
ブレイクタ~~イム
ここまでで旦那とのガン闘病奮闘記は一区切りとなりました。
(でも、ブログはまだまだこれから先もネタがてんこ盛りなので続きます)
私の人生、どこまでも波乱万丈~~
私の今までの人生の中で旦那と一緒に闘ったガンの闘病生活が
やっぱり一番「頑張った」時期でした。
生い立ちから始まってここまで、
私はとにかく「頑張る」「ガマンする」が専売特許?と思えるほど
誰も求めていないのに、頑張らなきゃいけないかのように頑張ってた(笑)
確かに、どうしたって頑張るしか仕方がない時期って
人生の中で誰でもあると思う。
だけど、引きずっっちゃちゃ~~いけません
それじゃ~頑張らなきゃいけないものしか引き寄せない自分になっちゃう
ええ~~いここらでリセットじゃい
今までの私の「頑張る」「ガマン」「かわいそう」を
ブログで全て吐き出すことで【お焚き上げ】してやる~~
という誰にも読んでもらえなくっても、
自分の為に書くのだ~~という意気込みで
書き始めたんだけど
本当にたくさんの方が読んでくださって
涙して下さって
心のこもったコメントやメッセージをいただいて
思ってもいなかったことに、正直ビックリしております
どの方も、人生の中でいろんな経験をされていて
私の話しを共感して下さっている。
最初は自分一人で始めたブログだったけど
ここまで書き続けて、皆様からいっぱい力をいただいたから
続けてこられたんだと心から感謝しております
ありがとうございます
まだまだ、これからもこんな調子でブログは続きますが
これからもどうぞ仲良くして下さい
心からの、心からの感謝を込めて
美聖