こんにちは。美聖（みしょう）です
昨日のお話しで
現金は自分で１００万円貯めたけど
父からマンションという現物を
ポ～～ン
ともらうことになった美聖さん
マンションの価格３５００万円
３億に全然足りませんな（笑）
（いや・・・十分やろ・・・って声が聞こえる 笑）
分譲マンションでしかも新築物件
入居できるまでにまだ１年近くあるとのことだったから
それまでせっせと貯金に勤しむ美聖さん(笑)
父とは同居しているにもかかわらず
全く口をきかない日々を過ごしておりました。
だけど、この頃くらいの父は
肝臓を悪くしてから数年が経っていて
にもかかわらず
隠れてお酒を飲んでたみたいで
治療には通っていて
大量の薬を毎日飲んではいたものの
数年前に比べたら、ずいぶん身体が弱っていた。
ちなみに
父はお酒は大好きだったけど
酒グセは悪くなく、飲むと
とってもゴキゲンになるので
普段より飲んでる時の父の方が
私は好きなくらいだった(笑)
それはそれとして
身体壊してまで飲んだらアカンやん
と思いながら
あいかわらず会話の無い日々を送っていたんだけど
ある日。
「美聖。お父さんの会社で
パーティーがあるから来い。」と言われた。
パ・・・パ・・・パーティー～～
聞けば、夫婦同伴のパーティーなんだけど
母は全盲で
父がずっと一緒についてないといけない。
父が場を離れる時もあるから
私に同行者としてついて来いってことだった。
つまり、私は添え物の添え物
私、ヒマじゃないんですけど・・・
って思ったけど
仕方ない。
ついていくことにした。
なんせ添え物の添え物だから(笑)
パーティーに行くったって
全くテンションも上がらず
服装も普段のお出かけより
ちょっとキッチリしたくらいの格好で
「こんなもんでいっか
」ってなもんだった(笑)
それ以上、私も突っ込んで聞く気もなかったから
なんの事前情報も無く
パーティーに挑んだ（む・・・むぼ～・・・ 笑）
会場に着いてビックリした
立て看板に
【〇〇会社 役員就任パーティー】と書いてある。
そうなんです・・・ウチの父・・・
会社の役員になっちゃったんです
おいおい
聞いてないよ～
（聞かなかったからだけど・・・笑）
父はこの時６０才だった。
会社としては定年を迎える父が会社に残れるように
役員にしてくれたのだ。
そして、実は父が勤めていた会社は
父が知り合いのおじさんに連れてこられて
おじさんに対しての義理だけで
入社した小っちゃいできたての会社だったのが
この頃・・・
なんと・・・
なんと・・・
（ゴチになります風 笑）
日本で知らない人はいない
大企業に成長していたのだ～～
そんな会社で創業当時からいてる父は
会社内では創業メンバーの一人として
たいそうな地位にいてたらしい。
娘の私・・・全く知らず・・・
だから、役員になるのも当然という空気が社内にあって
しかも当時の社長さんは
父と同期の人だったから
社長に物申せる人間も
父くらいしかいなくなってしまっていたらしい。
「私のお目付け役として、ずっと居ててほしい」と
社長さんがスピーチで言われてた。
そうなんか・・・
父はエライさんだったのか・・・
ちっとも知らなんだ
家族になんの還元も無いから
父がエライさんだろうが役員だろうが
家族は全く実感が無かったけど
そりゃ～マンション買えるくらいお金貯まるわな
けど・・・父よ・・・
いったいウチの財政って
ホンマはどないなってんの
母はお金のことに全く無頓着な人だったから
家のお財布のヒモは父が全て握っていた。
父以外はだ～れもウチのお金の状況を
把握している人間がいないという
変わった家族だったのです。
そして私はこの頃、初めての
大恋愛が始まったばかりだったので
こちら参照→３３才 女の厄年 恐るべし！
父のことや家のお金のことなんて
知ったこっちゃない
私は彼との愛に生きるのよ
モード全開で
父のことなんか眼中に無く
彼との恋愛に
お花畑をランランスキップしていたのでした(笑)
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